明治四十五年四月四日 藤田男爵 葬式の実況

参会者3,000人、関西財界人の巨頭・藤田伝三郎の大葬列。
藤田家の網島本邸を出棺した後、天神橋筋を経て、長柄墓地(現・大阪市設 北霊園)へと至る葬列をはじめ、高位者の儀礼や祭典、葬儀等に携わった儀仗兵の姿も捉えられている。

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注目ポイント

  • 約38秒
    藤田家西邸正門。現在の大阪市都島区網島町。藤田美術館などになっている
  • 約1分52秒
    のちに内閣総理大臣となる原敬の花輪が見える
  • 約1分57秒
    到着したのは長柄墓地。現在の大阪市設北霊園

動画詳細

映画題名 明治四十五年四月四日 藤田男爵 葬式の実況
製作年月 1912(明治45)年
スタッフ 合資会社福宝堂 撮影部
時間(分) 3
サウンド サイレント
カラーの種類 白黒 一部染色
作品解説 明治期の関西財界の巨頭・藤田伝三郎(1841-1912)の葬儀を記録した映画。藤田は鉱山・紡績・鉄道・電気・新聞など、近代化する日本の基盤となった事業に大きく関わり、大阪商法会議所の第二代会頭を務めるなど、大阪財界に大きな足跡を残した。映像に記録された大規模な葬列から、民間人として初めて男爵位を与えられた藤田の多方面にわたる功績が偲ばれる。映画を撮影した福宝堂は、1912年には他3社と合併して日活を設立した。
劣化の進行した35mm可燃性染色ポジの固着を免れた部分について、1コマずつデジタル化を行った。
製作会社 合資会社福宝堂
フィルム映写速度 12fps
キーワード 藤田伝三郎、福宝堂、葬列、大阪、淀川橋、東寺町、天神橋筋、長柄墓地、原敬、桂太郎、寺内正毅
備考 個人寄贈の35mm可燃性染色ポジを元にデジタル復元を施した上で、本サイト用に簡易修復。
関連リンク 藤田美術館
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