小林富次郎葬儀

  • 重要文化財

小林富次郎商店(現・ライオン株式会社)の創業者・初代小林富次郎の葬儀の模様を撮影した映像。
富次郎が敬虔なクリスチャンであったためか、参列者の服装や霊柩馬車など和と洋が混ざり合う興味深い映像である。

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注目ポイント

  • 約2分45秒
    「ライオン歯磨発売元」の文字が見える小林富次郎商店前。現在の東京都千代田区東神田2丁目8番あたり
  • 約4分5秒
    唐破風(からはふ)をあしらった輿をのせた霊柩馬車
  • 約5分30秒
    到着したのは赤レンガ3階建ての東京基督教青年会館。現在はベルサール神田が建っている

動画詳細

映画題名 小林富次郎葬儀
製作年月 1910(明治43)年
スタッフ 吉澤商店
時間(分) 7
サウンド サイレント
カラーの種類 白黒
作品解説 ライオン株式会社(旧小林富次郎商店)の創業者・初代小林富次郎(1852-1910)の葬儀の模様を撮影した映像。
東京市神田区柳原河岸(現・千代田区東神田)の小林商店から、浜町川にかかる柳原橋を渡り、須田町交差点を経て、斎場となった東京基督教青年会館(神田美土代町)へ、全長1キロにも及んだ千数百人の葬列が進む様子が収められている。日本最古の映画商社・吉澤商店によって撮影されたもので、2011年に映画フィルムとしては3件目の重要文化財に指定された。対象となったのは、ライオン株式会社寄贈の35mm可燃性オリジナル・ネガ1巻(436フィート13コマ)と上映用ポジ1巻(444フィート13コマ)で、前者は現存する我が国最古のオリジナル・ネガと考えられる。配信映像は、このオリジナル・ネガからのダイレクトプリントを元にしている。
製作会社 吉澤商店
フィルム映写速度 16fps
キーワード 小林富次郎商店(ライオン株式会社)、小林富次郎、海老名弾正、江原素六、島田三郎、根本正、村田亀太郎
備考 -
関連リンク ライオン株式会社 | 「今日を愛する。」レポート | ライオンの歴史
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