日本の宴会 / Dîner japonais

  • リュミエール

動画詳細

映画題名(日本語) 日本の宴会
映画題名(フランス語) Dîner japonais
リュミエール社カタログ番号 733
撮影年 1897(明治30)年
撮影者 コンスタン・ジレル Constant Girel
撮影時期 1897年1月9日から10月末の間
時間(分) 1
サウンド サイレント
カラーの種類 白黒
作品解説 屏風を立てて敷物を敷いた屋外の空間で行われる男性2人と女性10人の宴席の光景で、藤八拳をするようなしぐさが見える。参考文献(塚田嘉信)は、肥田弥一郎「掬水庵日誌」の1898(明治31)年6月7日付の記述が伝える大阪浪花座の上映作品「京都祇園中村楼に於て豪商の愉快筋にて藤八拳を打つ」について、1960年にフランスから寄贈された29本のリュミエール社作品をまとめた『明治の日本 1896-1900』に含まれると指摘しており、本作が該当すると考えられる。
製作会社 リュミエール社 Société Lumière
フィルム映写速度 16fps
備考 元素材は、1960年にフランス政府より受贈した35㎜ポジフィルムを原版とする既所蔵35㎜ポジフィルムを基に、2024年度に作製した35mmポジフィルム。
参考文献 (社)日本映画テレビ技術協会技術史委員会「日本映画技術史年譜 №13」(『映画テレビ技術』№235、1972年、日本映画テレビ技術協会)77頁
塚田嘉信『日本映画史の研究 活動写真渡来前後の事情』(現代書館、1980年)151、161-162頁
古賀太[編・訳]「上映作品解説」(朝日新聞社文化企画局編『光の生誕 リュミエール!』朝日新聞社、1995年)89頁
木下直之「描かれた〈明治の日本〉 日本への/日本からのまなざし」(吉田喜重、山口昌夫、木下直之[編]『映画伝来 シネマトグラフと〈明治の日本〉』岩波書店、1995年)140-145頁
Michelle Aubert et Jean-Claude Seguin (sous la direction de), La production cinématographique des frères Lumière, [Paris], Bibliothèque du film, Editions Mémoires de cinéma, 1996, p.353.
リュミエール社が撮った明治の日本 1897-1899
 The Meiji Period on Lumière Films
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